Shijo-Takakura,Kyoto.
まえに思う存分写真を撮ったのって、夏の英仏で、バッテリー残量にはらはらしながら歩いたきりかもしれない。
洗濯物がたまったままのような気がずっとしてるのって、そのせいかも。この写真だって夏のだ。カメラは西部劇の銃なみにすぐに出せるように持ち歩いているのに、「写真とりたいなあ」と考え事しながら歩いている。なんだろう?この症状は。何かをみつけて、あ、と思った次の動作が、写真を撮る事ではなくなっている。秋に疎水でみかけた、真っ白な彼岸花をなぜ撮らなかったのか、それをずっとうじうじ考えているからだろうか。真っ赤な彼岸花の中に一輪だけすらりと咲いてたけれど、次の次の日、それは黄色くなってぐにゃりと枯れていたのです。
年の瀬ですね。ことしの大晦日は京都にいます。やみいち見て、仲間の店で飲んで、初詣がてらたき火にあたりにいって、元旦に二日酔いで実家に帰った末っ子は、家族にあきれられつつお雑煮をいただく、という予定。来年からは年末年始が忙しくなるので、今年くらいはじゃかじゃかした年末年始にしようと思います。