2014年 05月 29日
2013年 12月 18日
夏に娘が生まれ、92歳になる祖母にひ孫を抱かせることができた。 女4代が揃った部屋で、いのちのつながりの不思議が、大きな塊になって押し寄せて、胸がいっぱいになる。 ふと、いままでは、命の捉え方が直線的だったな、と気付く。 輪廻転生を信じているわけじゃないけれど、輪のような、あるいは同心円のような、無限に繋がるイメージをもてるようになり、命の連環のひとつに加えてもらったような気がした。有限の連続。 命の形を知ることは出来ないけれど、生きてるうちに知りたかったことのひとつに、子どもを産んだことで近づくことが出来たような気がする。 一昨日、学生時代の友人が急病で天に召された。 底抜けの明るさで皆と集う事を愛し、皆に心から愛され、頼られていた友人。 彼が去ったことに対して、まだ言葉は出てこない。 悲しい知らせを聞いた数時間後に、友人が子どもを授かった事を聞き、心から喜んだ。 そして、友人夫妻の子は、生後2ヶ月を前に小さい身体に手術をし、目覚めたそばから元気に動いて、看護婦さんを困らせているのだという。 命の行き来が激しすぎてくらくらしている。 涙でも、ためいきでも、言葉でもないものが溢れそうになる。 #
by enpou
| 2013-12-18 15:29
2013年 06月 18日
2013年 05月 14日
単一の光の成分を色に分けて可視化することを、あらためて試みる。 太陽の光にプリズムを当てると、七色に分ける事ができるように、 あたりまえに満ちていた構造を分解して、空間の成り立ちをゆさぶること。 光の三原色を扱えば理屈上は自由自在かと思いきや、実践はそんなにうまくはいかないことは経験上わかっているので、光の混合について思いを巡らせる日々。使える色は3つ。 3つの混合色を選ぶまでの道のりの長かったこと。 構想期間に沖縄の島々を巡ったことはとても大きな色彩の体験でした。 宮古の碧色の海、伊良部の夕焼け、那覇に二年ぶりに現れた日暈の丸い虹。 普段は見えないけれど、たしかにそこにあるものたちの姿を見定めるには、 自分の目をプリズムのように、純度と精度をあげていかなければ、とあらためて思いました。 Irabu island,OKINAWA。 #
by enpou
| 2013-05-14 16:12
2013年 03月 06日
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by enpou
| 2013-03-06 02:02
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KATAYAMA,Rie (UOMORI,Rie)
Kyoto,JAPAN Stage Lighting Designer twitter@enpou_ mixi id=1105020 光と時間と空間について考える仕事をしています。 以前の記事
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