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2011年 04月 22日

3、10、38

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Oasis21,Nagoya

環境について考えていて、想像が膨らみすぎて気が遠くなり、思わず走り出したことがある。小学校4、5年のころだったと思う。遠くの工場から立ちのぼる明らかに有害な煙はどこに行くのか。身近な海はどうして青くないのか、ゴミで埋め立てられた島が夢の島だなんて大人は頭がおかしいんじゃないか、魚があっちゅうまに死ぬような洗剤流して大丈夫なんか?石油なくなったらどないすんの?いっきに疑問が押し寄せてきて、遊ぶことばっかり考えていた小学生はあっという間にパンクした。そして混乱のあまりバタバタと走った。(私は混乱すると発作的に走る子供でした。視界を変えることで気をまぎらせていたんだと思う)
日々の破壊的現象の行く末は目にみえへんけど明らかにあかんやろう、でも、いつか大逆転で全てが清らかに澄みわたる日が来たりするんやろう、と妄想する事で、その発作を押さえていた気がする。
大きくなって、そういう逆転はないんやな、それどころか、やばい時限爆弾が埋まりまくった世界に生きている事はわかっていた。考えればいくらでも考えることができたけれど、考える余裕がないまま、人一倍電気を使って生きてきた。500W1000Wの機材を100台も200台も使う仕事だ。
なんかいびつだよなあ、と思って、方向転換を始めたところで、ついに、大逆転じゃなくて、大爆発が起こってしまった。
やっぱあのままじゃあかんかったんや、子供の頃に理屈抜きで頭の中に鳴り響いたアラートは、うちらの未来がヤバいんじゃないか、と本能的に察知した証だったと思う。
わかってたのになあ。不勉強を反省をしつつ、色んな情報に触れて暮らしている。うちらの未来、相変わらずヤバい。なんとかせなあかん。子供が欲しいけど、ほんまにこの世界で作ってええんか、と自信が無くなってくると、暗闇に放り出されたような気分になる。涙が出る。なんとかせなあかん。



 
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by enpou | 2011-04-22 02:30