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2010年 10月 25日

縮尺

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Hinase,Okayama.

和知に帰ったり丹後に帰ったりしていると、実際にその場所に身を置くこと、会いに行くことって、なんとまあ、大切な事だなあ、としみじみ思う。私は小さい頃から、親戚のほとんどがほぼ1時間以内で到達可能な阪神間に住んでいたので、移動距離と思いの強さはあまり比例しなかったけど、到達難易度がこれまでより高い場所に親や親族がいるというのは、距離の感覚が格段に変わる。かつての自分の脳内地図の縮尺は25000分の1くらいだったたのが、100000分の1くらいにニューンと伸びて、俯瞰する高度が上がって、いくつかの大事な町がずっと明滅している感じだろうか。結婚して何か変わったか、とよく訊かれるけど、そういうところが格段にかわったなあと思う。和知も丹後もとても美しいところで、ここにゆかりをもてたことが嬉しい。

この写真は私のルーツの日生です。ひいひいひいじいさんはこの町にいたとのこと。
気が遠くなる。
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by enpou | 2010-10-25 13:34
2010年 10月 19日

手触り

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Port of Hoden,Okayama.

今年の上半期は国内外へ渡り鳥でしたが、下半期は京都にとどまりつつ、年末へ突進します。
無意識でしたけど、私はどうやら鳥が好きみたいです。振り返ると、鳥の写真の多い事。
飼うならやっぱり鷹が良いですね。仕事の能率があがりそう。

1996年ごろの、
携帯は持っていたけどメールはない、ネットもあまり発達していない、カメラはフィルムの残量を気にして、待ち合わせ時間に慎重で、一度離れたものや人とは、よっぽどの機会がない限り二度と出会えないような気がしていたころの、身体感覚や生活の感覚ってどんなんだったっけ、と、思い出せずにいます。

その頃はいまよりも、
無闇に歩き回ったり、道に迷ってどうしようもなくなったり、本をめくり過ぎて指を切ったり、
消しゴムがうまくいかずに紙が黒ずんだり、誰かの無事を知るために電話をかけまくったり、
延々と人を待ったり、手紙を書いたり、郵便屋の時間を気にしていたはずなんですが、
あの当たり前だった感覚がごっそり抜け落ちている事を、たまに復習しておかないと、
ちょっといかんことになるのでは、と、身体のどこかで黄信号がともっている.




 
 
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by enpou | 2010-10-19 03:04