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2009年 12月 18日

あの時計が動いている!

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Kobe Gakuin Univ.KOBE.

今年ほど早く過ぎた1年はなかった、…な、と毎年思っている。

今年最後の仕事にむけてラストスパート。
神戸のとある大学で仕事させてもらうため、何度か下見に通ったんですが、大学へバスの途中に母校の高校があるので、懐かしいけど、なんだか新鮮です。時間がなくて無理そうだけど、できることなら通学路を散歩したい。
駅前の繁華街は15年くらいでずいぶん様変わりしてしまって、もとの町並みが思い出せなくなってきている。
でも、駅のたいやき屋さんはまだありました。

その大学の構内には、震災のときに止まってしまった、明石天文科学館の時計の文字盤が震災モニュメントとして置かれていて、心底びっくりしました。
95年当時、天文台の時計は5時46分を指したまま何ヶ月かはそこに立っていて、高校に通うときにはそれを見あげるたびに痛ましく感じていたのですが、いまや、この時計は修理されて、この場所で新しい時間をこつこつ刻んでいました。

なんか、しばらくボーゼンとこの時計が動くのを見ていて、
わあ動いてるわあ、とつぶやいて、
なんで動いてるんやろ、と悩んで、
あ、でも、もし止まったままやったら余計につらいし、止まったままの悲しい時計は、モニュメントとして見慣れてしまった人にとっては景色の一部になってしまいかねないし、やっぱ動いてるほうがええわ、
と思うことができました。
みんな、あの時計、動いてるよ!

現在の時計の文字盤は、震災2年後の1997年に新しく付け替えられた3代目。
震災のときに5時46分で止まってしまったのは、2代目の時計。

2代目と再会したこの直後に、「明石の天文台の時計が、朝方の寒さによる故障で、設置以来初めて止まってしまった」というニュースを見てさらにビックリ。
その時計は5時45分を指して止まってしまったそうで、ハッとさせられました。その日じゅうに修理したそうですが、(寒かったのでライトを当てて温めて復旧したらしい)それを目撃した人々は、驚いたろうな…

そろそろ15年、そろそろ努力しないと思い出せないことが多くなってきている。
ことしは2代目と3代目の時計をはしごして、仕事帰りにやっぱりルミナリエを見て、来年には両親と、地元のろうそく点灯の会に行こうと思います。
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by enpou | 2009-12-18 02:11
2009年 12月 16日

白い彼岸花

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Shijo-Takakura,Kyoto.

まえに思う存分写真を撮ったのって、夏の英仏で、バッテリー残量にはらはらしながら歩いたきりかもしれない。
洗濯物がたまったままのような気がずっとしてるのって、そのせいかも。この写真だって夏のだ。カメラは西部劇の銃なみにすぐに出せるように持ち歩いているのに、「写真とりたいなあ」と考え事しながら歩いている。なんだろう?この症状は。何かをみつけて、あ、と思った次の動作が、写真を撮る事ではなくなっている。秋に疎水でみかけた、真っ白な彼岸花をなぜ撮らなかったのか、それをずっとうじうじ考えているからだろうか。真っ赤な彼岸花の中に一輪だけすらりと咲いてたけれど、次の次の日、それは黄色くなってぐにゃりと枯れていたのです。

年の瀬ですね。ことしの大晦日は京都にいます。やみいち見て、仲間の店で飲んで、初詣がてらたき火にあたりにいって、元旦に二日酔いで実家に帰った末っ子は、家族にあきれられつつお雑煮をいただく、という予定。来年からは年末年始が忙しくなるので、今年くらいはじゃかじゃかした年末年始にしようと思います。
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by enpou | 2009-12-16 01:39