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2008年 02月 24日

雪とモーツァルト

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母校のオペラ通い、終了。長い2週間でした。
今年の演目、「劇場支配人」の曲がぐるぐる回って困る。
モーツァルトはそれほど好きではなかったけれど、ついにやられました。歌詞もざくざく心に刺さる。

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休みのたびに雪。
私の地元、兵庫県南部では、こんなに降ったらけっこうな騒ぎになるので、雪景色を冷静なまなざしで見た事は、実はほとんどありません。

私にとってあまりに非日常だった白銀の景色も、近頃はずいぶん慣れて来て、雪で様変わりする街を、じっくりした目で見られるようになってきたところ。
白い雪の反射に、建物は足下から柔らかく照らされて、曇り空の街はひときわ明るく膨らむ。

でもほんとのところ、寒くて寒くて、ほとんどなんにも考えられないのが実情です。
寒いからって、子供みたいに浮かれて走り回るうちに、いつのまにか溶けてしまって。
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by enpou | 2008-02-24 16:36
2008年 02月 18日

解像度

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眼の解像度を上げたいとはつねづね思っているけれど、上げすぎると見落としが多くなる。下げすぎると枠組みに捕まる。ゼロ地点に戻るきっかけはいつも、人とじっくり話すこと。でも、戻るたびに、ここは元の場所とは違う気がする。

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雪に染み込んだ光がそこらじゅうを飛び交っている。
いつまでも見ていたいと思うけど、寒くてかなわない。
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by enpou | 2008-02-18 23:47
2008年 02月 17日

ライトアート

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またたくまにごぶさたを。

母校にてオペラ期間です。
頻繁ではないながら、年を繰るごとに、オペラという舞台表現を感じる、こころの表面積が広くなって来た気がする。毎年のことなのに、という気もするけれど。

期間中は、美術学部の展覧会もある。
近いところの作品は、休憩時間に小走りで観に行く事ができ、駆け足ながら、学生の野心的な作品を楽しむ事が出来る。今更になって、こういうことがとても楽しい。

8年前、卒業制作のライトアート、観ましたよ、とささやかれる。
複数のオルゴールに電気を流して、ドラムと鍵盤が触れ音が流れる瞬間だけ、導通した電球が光る、というインスタレーションだった。
あれは果たしてライトアートと言っていいんだっけ、と思いつつ、覚えていてくれた事に頭を下げる。本当のところ、忘れていたのは私の方なのだろう。
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by enpou | 2008-02-17 01:10
2008年 02月 04日

方舟

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説明出来ない感動が自分にやって来たとき、その感情を音にたとえると、小さな鈴の音に似ている。
心の琴線、というけれど、私の場合は鈴の、リリリ、という音。

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維新派@春秋座、終了しました。
舞台袖から本番を見てたら涙腺がゆるんでしまい、暗転したとき目が利かず困った。

作品のなかに、ノアのくだりが出て来たので、
ものすごく久々に創世記を読み返してみる。


また、リリリ、と鳴る。
涙腺に水がやってくる音なんだろうか。
名前を呼ばれているような気もする。
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by enpou | 2008-02-04 13:02