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2007年 10月 29日

見渡す限り平成生まれ

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これと同じ作業が、今はほとんどコンピュータ制御。
きれいなのになあ。

明日からしばらくは、すごい人数の高校生とお仕事です。
先週も、たくさんの高校生と打ち合わせでお話しました。

高校生「この場面は過去なので、古い感じにしたいんです」
わたし「古い感じ、たとえば?」
高校生「昭和っぽい感じ」
わたし「…」

見渡す限り平成生まれだとこの時気づく。
色んな子がいて面白いです。
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by enpou | 2007-10-29 15:55
2007年 10月 27日

すりがらす

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すりがらすの向こう。
けっこうなんでも、見栄えをなんとかしてしまうすりがらすは、ちょっとずるいな、と思いながら覗き込む。
明るさが吸われてしまうのか、空がより青く感じる。
西日のあたる灰色の建物は、太陽光を丁寧にはじき、すりがらすの細い傷を虹色に染めた。

この街は新しく区画整理された街らしく、怖いくらいに道が真っすぐでびっくりした。
土のない、整備された広場で、子供たちが駆け回っている。素晴らしく元気だ。
思えば私の小さい頃も、実は近所に野山などなくて、アスファルトやコンクリートを駆け回っていたんだよな。

さて、来月にかけて、せわしない日々です。
大事な事をいろいろ忘れそうで怖い。

見たいもの満載だけど、どれだけ見られるだろうか。
◎正倉院展(奈良国立博物館)
◎狩野永徳展(京都国立博物館)
◎GELATIN SILVER SESSION 2007写真展(河原町ARTZONE)
◎現代美術の皮膚展(国立国際美術館)
◎天体と宇宙の美学展(滋賀県立近美)

正倉院展の広告が特に素晴らしいので、京都市営地下鉄に乗る人は車内吊りを見てみてください。

備忘
28日にシネフィルイマジカ@スカパーで映画「オランダの光」放映、録画すること
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by enpou | 2007-10-27 19:20
2007年 10月 21日

広場

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by enpou | 2007-10-21 16:03
2007年 10月 18日

空気の中に含まれるもの

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蛍光灯と、青空。
透明のトタン屋根に減光された自然光と、蛍光灯のあかりが、ちょうどつり合う夕暮れ前だった。
- - -

もうひと月前になるけれど、自転車に付けていたLEDライトが盗まれてしまった。相方が買ってくれたものだ。ねこのマークがついていて、とても可愛い。

よくある話かもしれないし、たいした事ではないかもしれないけど、私はこういう出来事にどーんとショックを受けるほうで、しかも引きずる。
なんでこんなことが起こるんだろう、と、悶々としてしまう。
怒っているというより、出来事の意味がわからなくて、心が重くなる。

善意も悪意もいろいろも、目に見えず、目印も無いまま、空気の中を飛び交っているような気がする。
悪意と無関心は紙一重だ。
正義と暴力は紙一重だ。…

きっかけがあって、最近、1995年についてちょこちょこと掘り起こしていて、そんなことを思ったりしていた。そういや12年前もそう思ったんだった。あんまり進歩がないな。

こないだまで一緒にくらしていたねこさんが、ある時こんなことをつぶやいた。
愛情の反対は無関心なんですよう。
目に見えないものに翻弄されてしんどくなると、よく思い出す。
自分のなかの無関心をあぶりだす、厳しいようで、優しいことばだ。
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by enpou | 2007-10-18 22:55
2007年 10月 16日

あきはゆうぐれ

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影が伸びる西日にうきうきとしていたのは子供の頃からだ。影遊びに熱中していた。
仕事が早く終わったりして、夕方に時間が出来ると、秋の冷気が気持ち良くて、日が暮れるまで歩き回る。

遠くはないけど知らない街で、寄り道して歩いていたら、毎度の事ながら道に迷ってしまって、いろんな人に道を聞きつつやっと駅についた。
親切に教えてもらうと嬉しくなって、足取りも軽く。
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by enpou | 2007-10-16 17:03
2007年 10月 12日

柳川

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放課後ばかり記憶に残っている。

- - -
柳川の公演、明日からです。
ここでしか見る事ができない種類の笑いが満載です。彼らは開拓者のような気がします。
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by enpou | 2007-10-12 23:00
2007年 10月 10日

時間がかかる (マルコポーロについて)

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なにかひとつ考えるにも、やたら時間がかかるようになった。
おおざっぱにいえば、良い状態です。

違和感は感じていたのに、当たり前過ぎて考えが及ばなかった色々なことが、
この2年位で浮き彫りになった。仕事のやりかたがガラリと変わって以降のことだ。
何が違和感の核心だったのか、何をすべきかがだんだん分かって来たところで、目の前に立ちはだかるのは不勉強さばかりだ。
楽しく歩いてるけど、道は長いのな。

- - -

先日、『問いとしてのパレスチナ』というシンポジウムを聞く機会があった。
10年前くらいはもっと自分の元に引き寄せてこういうことを考えていたのにな、と、また宿題のやりのこしを見つけてしまった感じです。 

かつて、『マルコポーロ』という雑誌があったことを思い出した。
シンポジウムの話題の中で、ひさびさにこの雑誌の名前を聞いたからだ。

『マルコポーロ』は、高校生のころ愛読していたニュース雑誌で、
ガス室の存在やホロコーストを否定する記事がのったために、1995年、廃刊になった。
最終号が出たのは奇しくも阪神大震災の当日で、次の日にやっとこさ街に出た兄が買ってきてくれたのだった。
震災報道に覆われた中で、マルコポーロが廃刊になったことを数日後に知った。
過熱する震災の報道に辟易していた私は、廃刊の件が大して報道されなかった事や、廃刊の理由や経緯が包み隠されたことで(いまも細かいところはわからないらしい)、マスコミに対する不信感や違和感を感じていた。
95年はいろんなことがありすぎた年だったけれど、いまより随分くるくると色々考えていた気がする。
最終号は、まだ実家にあるだろうか。
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by enpou | 2007-10-10 07:35
2007年 10月 02日

栗をむきながら、この10年と今日の夕飯について考える

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気がつくと秋風、慌てて長袖を出す。

ざんねんなできごとに、しばしぐるぐると思いを巡らせながら、
ようやく静かな気持ちになってきた。

自分の中の、揺らがない部分の強度が増したことを知る。
大切な人達と、大切な時間を過ごしてゆくための勇気が増したことを知る。

頂きものの、大きな栗の鬼皮をむきながら、なんだかいろんなことを考えている。

清々しい秋の日。
20代最後の日。
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by enpou | 2007-10-02 14:16